作家: 鳥取民芸木工 福田豊/ 鳥取県
サイズ:W29cm ; D2cm ; H31.5cm(裏面内寸W24cm ; H26.8cm) ; 760g
素材:無垢材、本漆、吊紐金具
- 作家紹介 -
《福田豊 / ふくだゆたか》
1949年 鳥取県に生まれる。22歳から父と共に木工品の製作を行う。
2016年 鳥取県無形文化財保持者に認定される。
現在は唯一の「鳥取民藝木工」を守っている。
福田豊さんの木工芸品は一人の職人・弟子を抱えることなく、父:福田祥の教えをひたすら忠実に守り続け、熟達した指物技術を駆使して作出されたものです。 拭き漆の技法を用い、丹精こめて幾度と無く天然漆を拭き重ね仕上げているため、長年の使用に耐え得る堅牢さと拭き漆独特の光沢を保ち続ける工芸品となります。 誠実謙虚で誰にでも愛される人柄と長年培った高度な木工芸の技が認められて〝鳥取県伝統工芸士〟〝森の名手百人〟などに選定されております。
父:福田祥(あきら)が虎尾政治に師事し、民芸家・吉田璋也に指導を受け、民芸木工の道を歩みました。 民芸の心と無垢材と本漆による「鳥取民芸木工」を継承し、使い手の方々に喜ばれる製作に精進しており、高度な刳物、指物技術とともに、現在では吉田様式木工を受け継ぐ唯一の制作者であり、鳥取を代表する木工芸制作者といえます。
【使用上の注意】
・直射日光にあてないでください。
・乾燥の強い所でのご使用に注意してください。