飯碗(白雲ブロンズ縁); 千田稚子
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飯碗(白雲ブロンズ縁); 千田稚子

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作家:千田稚子(岡山)
サイズ:D11.5cm ; H7.5cm
素材:半磁器 白マット釉 ブロンズ釉

- 作品説明 -
手に馴染むサイズと質感で、毎日使うお茶碗としてとても優秀です。

- メンテナンスについて -
陶器には吸水性があります。下記のようなご使用前の湯炊き、メンテナンスをしていただくことをお奨めします。
粉引の技法を用いた器はシミになりやすいとされますが、このように丁寧に扱っていただくことで風合いが増します。特に、白や淡い色の陶器にお奨めします。
(1) 大き目の鍋に米のとぎ汁をはり、陶器を浸してから火にかけて沸騰させ、10分ほど煮て火を止めます。そのまま湯の中で冷まし、すすいだ後、一度乾燥させてからご使用いただくと、貫入が目詰めされ汚れにくくなります。
(2) また、毎回のご使用前に水にくぐらせていただくと、食べ物のシミもつきにくくなります。
(3)色の濃い液状のものや油っぽいものを入れたまま保存したり、水に浸したままにせず、ご使用後はよく乾かしてからご収納ください。

- 作家紹介 -
《千田稚子/WakakoSenda》
1994年 岡山大学教育学部 特美 工芸科卒。2000年、岡山市中区藤崎に、三宅史家氏と共同で「陶工房ゆうらぼ」を開く。洗練された中にも味わいのある作品を生み出している。

(作家自己紹介)
料理をするのも食べるのも大好きで、いつも頭の中のどこかに食のことがあります。同じものを食べて、飲んで、そして話しをする....食卓を一緒に囲むことで大切な家族や友人たちとの時間が深く濃く彩られていくのだ思います。だからこそ、料理を作った人の思いが映える器でありたい。使う人の気持ちによりそえるようなものでありたい。そう願いながら、日々制作をしています。
私自身は、イギリスの女性陶芸家のルーシー・リー Lucie Rieをとても尊敬しています。彼女の作品は美術館やギャラリーで対峙するときには美術品として美しい佇まいをしていますが、日常生活の中で実際に使ってみたいと想像できる器でもありました。自分が尊いと思うものや人と通じるにはどうすればよいかと思っていましたが、ルーシー・リーははるか雲の上の人。
すでに亡くなっているということもあり、図録を眺めたり、作品を美術館で見て、やっぱりいいなあと思う事くらいしかできないと思っていました。けれど彼女の作品をじっくりと観察して、ひとつひとつなぞるように作る事で、彼女がどんなふうに器にむきあっていたのかを感じたり、亡くなった偉大な作り手と時間を越えて会話をすることができるのではないかと思い、ルーシー・リーへのオマージュ作品にも取り組んでいます。

///// ハンドメイド商品について /////
こちらの商品は作家がひとつひとつ手作りしており、色・形・釉薬のかかり具合などに個体差があります。サイズ表記は目安としてお買い求めください。