作家:さしものかぐ たかはし / 広島県熊野町
サイズ: W17cm ; D10cm ; H1cm
素材:スギ
- 作品説明 -
いさぎよい一枚板の菓子皿。でも裏にはしっかりとさしものの技術が使われています。木目に垂直に差し込まれた板は、
皿を浮かせるだけでなく、板の反りを抑えるという機能的な役目も担っています。
- 素材・仕上げについて -
【素材について】
国産の広葉樹や針葉樹、特に広島県のヤマサクラ、クリ、ブナを中心に外国産のウォルナットやメープルまで多種多様な木材を使っています。その中にも椅子やテーブルの脚物に適するものや、チェスト、サイドボードなどの箱物に適するものなどがあり、家具の用途を考え適材適所に使い分けて制作しています。
【オイルフィニッシュ】
オイルフィニッシュは、いくつかの天然植物性油を混合したオイルを木地に浸透させ、木地の中で固め、余計な水分などから木地を守る手法です。厚い塗膜で覆ってしまう合成樹脂塗料とは異なり、オイルは塗膜は作らないため木材の呼吸を止めません。人の肌を保護する化粧水のように、木地に浸透して穏やかに表面を保護します。
そんな特性により、キズがついても修復が容易である事などが特長となっています。
木地の表面を水で濡らしたような塗面は、文字通り「濡れ色」と呼ばれ、木の持つ艶やかさを引き立て落ち着きのある深い味わいを表現することができます。
- 作家紹介 -
《さしものかぐ たかはし / 高橋雄二》
専門学校 飛騨国際工芸学園卒。2010年より、広島県熊野町に工房とショップをひらく。
手仕事にこだわり、素材、デザイン、機能性と、それぞれのバランスを追求した家具・木工製品の制作・販売をおこなう。
///// ハンドメイド商品について /////
こちらの商品は、作家が素材をひとつひとつ加工しており、木の色、木目、節などに個体差があります。